タイで生きる選択をした日本人 K氏 4 Thai story
俺からすると勘違いしているK氏
会社が儲かることが一番で、それ以上もそれ以下もない
そんな経営者は長続きしない
深く聞いてみると
会社の方針は利益だけ
タイ人と各セクションのベクトル共有ができていない
タイ人の育成について、完全なOJTだけ
いくら経験が好きなタイ人でも、人それぞれの育成について経営者が考えていない
そして、圧倒的に少ないオーナーM氏への報連相
(会社って面白くて、お前の写し鏡が従業員なんだよ)
(従業員がルールを守らない、裏切る、報連相がないのはお前がそうだからじゃないのか)
「え」
そこから暫く、K氏は押し黙ってしまいました。
そして酒をがぶ飲みする
(お前な、現実から逃げるんじゃないよ)
(お前が信用しないからタイ人も信用しないんだ)
(タイ人の従業員やその家族をお前背負ってるんだぞ、MDの立場で利益の話をするのはいいけど、一人一人のタイ人がしっかり働いてくれる会社じゃなきゃ、今は仕事があっても、すぐに無くなるぞ)
(酒で誤魔化すんじゃないぞ)
そこから説教すること3時間、彼のためを思って色々とアドバイスしたつもりです
でも、そこからオーナーM氏が連絡してくるまで、彼からは連絡がありませんでした
M氏「K氏のこと知ってるのか?」
(何かあったんですか?)
「タイ人から仕事ボイコットされてる、従えないって」
「色々と改革していいよな」
(それはM氏でしてください、彼には聞いてみます)