UNのタイ エンディングノート

タイ生活を綴っていきます

タイで生きる選択をした日本人 K氏 3 Thai story

昼間から酒を飲んでる


変な笑い方


目を合わさない


イライラしてたK氏との半年ぶりの再会、


(もう飲んでるの? どこで飲んできたの?)


「あ、いやちょっと早めに着いたんで、1本だけ飲んじゃいました」


いやいや


(奥さん元気にしてるん? お子さんも成長しただろ)


「ええ、お陰様で元気にはしてますよ、あまり会話もしてないですけど」


(そうなんだ、まー家族を犠牲にしすぎない様にね)


(ところで会社はどうなん?)


(オーナーM氏からは何も聞いてないから、順調だろうと思ってたけど)


「焼酎、ロックで」


会って15分で何も食べてないのに、ロックかい!!


「ええ、オーナーM氏にはかなりプレッシャーかけられてますけど、やるしかないです」


(そうだな、会社の経営って難しいだろ)


「はい。。。。」


そこから彼の口から発する言葉は


オーナーM氏が悪い


タイ人マネージャーが裏切った、嘘ばかり言う


タイ人スタッフが資材を売って小遣い稼ぎをしている


総務のタイ人が


経理のマネージャーが


ワーカーが


発する言葉すべてが、人のせいでした


(自分は何してるの? タイ人が悪いの?)


「俺はいつもみんなに懇切丁寧に指示していますよ、でもタイ人が言うことを聞かない」


(言うことを聞かないのは理由があるんじゃない?)


(やることを指示してるだけなの?)


「なかなか言うことを聞いてくれないんです」


(オーナーM氏はそんな状況知ってるの?)


「いえ、オーナーM氏には言ってません」


「来月、決算月なので色々とフォローされそうです」


大体、読めてきました


(会社の方針やベクトルの共有はできてるの?)


「それは会社は利益を出さないといけないって口うるさく毎日言ってます」


(会社が利益を出して、従業員は幸せなの?)


「そりゃそうでしょ、会社が儲かるんだから」


やっぱり、思った通りです

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