UNのタイ エンディングノート

タイ生活を綴っていきます

Bとの再会 1 Thai story

2020年3月 いつものように一時帰国


久しぶりに見た桜に感動するとともに、駐在4年目でいよいよ仕事も忙しくなり、会社としても利益を出すぞーって息巻いていた時


あのにっくきCovidから世界中で混乱が始まりそうになっていました。


タイへの戻りのフライトが4月3日、客先回りなど日本中を回っていた時


タイ人STAFFからLINEが


「もしかすると3月の末にロックアダウンするかもしれない、すぐに戻ってきて欲しい」


これはヤバいと思い、最短のフライトへ変更、3月29日にギリギリ滑り込みでタイへ戻ることが出来ましたが、その時の話はここ


正直、身を守る術がない状況でロックダウン、会社にも行けない、外出も最終手段の中、煽るNewsばかりで気が滅入っていた時でした。


ソンクランも全面中止、一応会社は休みにしましたがバンコク市内がこんなにガラガラになるのは見たことのない光景でした。


マメな俺は知り合いの日本人、タイ人に


(Happy songkran、Sawadee pee mai krab)


(Take care yourself)


とメールやらLINEやらで、意識はしていなかったんだけど、送った中にBも居たようです


「im fine,so dangerrous 」


え? Bから返信が!!


でも、その当時はそれどころではなかったですよね、


自分の身を守るために、どうすべきか
一旦、会社を閉めて日本に帰るか
タイ人の従業員はどうする? 


仕事もいきなり全停止して、移動もままならない状況の中


でも、心のどこかでBを気にしていた自分もいたんですよね


週に1回の安否確認のLINE送信


元気だと安心する日々


そのうち、ワクチンの話題になり、中華製は打ちたくないとか、色んな病院でワクチンの有料接種の予約が始まり、予約ができないとかタイ人は後回しだとか、タイ社会での不条理を垣間見ながら


(Bは予約できたの?)


「出来ない、色々チャレンジしてる」


の最低限の会話、こんなCovid真っ只中で俺とBに再会の物語が始まったんです

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